« 朝の散歩道は秋色 | Main | 暴れん坊な小菊 »

November 10, 2013

エゴイズムとセンチメンタル

Img_0342

サザンカが咲き始めた

この木の下は花びらの絨毯になる

サザンカは花びらで散る

椿のようにボタンと花ごと落ちない

丸太小屋に移る前に住んでいた部屋の窓からは、真っ白なサザンカが見えた

雪の様な白いサザンカが好きだった。

今日は残っていたふわふわが東京に行った。

コタロウと名付けて待っていてくれる人のもとに向かった

紛れ込んだ来たチビ達の家族を見つけるのに必死だったけれど

コタロウが行っちゃって、すぐに片付けを始めたら、涙が出てどうしようもなかった。

ここにいたことなんかすぐ忘れようと皆処分した

なんだ、私がコタロウに愛を貰っていたんじゃん

あー淋しい

捨て猫救出に躍起になっていたら

息子が

そんなのエゴだと言った

その時は反論したけれど

確かにそうかもしれないと今日思った

コタロウは淋しく10日間部屋の中に隔離されて過ごした

里親さんが決まってから、こちらも我慢我慢であまり構わないようにして

でも猫は明日の事なんかわからない

今日、外で草の中を走り抜け、虫を捕まえようとジャンプして、兄弟猫とゴロゴロ転がりまわっていたかったろう。今その瞬間を生きているから

ごめんよふわふわ

私のエゴとセンチメンタル

人ばかりがまかり通るような世の中じゃなかったら、犬も猫も人のエゴに振り回されることはないのにね

ふわふわ達は

愛をいっぱいふりまいて、ガツンと一発くらわしてくれたというわけです

ありがとう。通り過ぎて行ったかわいこちゃん達

今日いっぱいはセンチメンタル

涙ボロボロ勘弁してね

Img_0083
10月27日迷い込んで来て間もない頃

Dcim0468
新しいお家で。
男の子だけれど何故か「イチコ」と名付けてもらいました

Img_0313

コタロウと名付けてもらって、今晩からはもう一人ぽっちじゃないよ

エゴイズムとセンチメンタル

考えさせられた数日間

byケイコ

|

« 朝の散歩道は秋色 | Main | 暴れん坊な小菊 »

Comments

気持ちわかります。
我団地にも野良猫が50匹くらいいたことがあり 子供たちは 親が見捨てた子猫を家に連れてきますが 親が見捨てた猫は 親猫にも
子猫にもそれなりのわけがありました。

自然の中で行き抜くには 元気な子しか生きてゆけないのです。
人間がえさを与える事で又 悲しむ子猫が増えてしまいます。
我が家の猫を見て 一歩も外に出られない猫
の存在も知りました。

命 の勉強をたくさん猫から教わりました。

Posted by: ixtuko | November 15, 2013 06:40 PM

>ixtukoさん

物言わぬ生き物達から教わることは沢山あるね。人の自分の傲慢さ
そして彼らが持っている表現できないほど深い宇宙
猫のことでは泣きっぱなしでした。それもまた私のおセンチですが

Posted by: ケイコ | November 15, 2013 09:26 PM

The comments to this entry are closed.

« 朝の散歩道は秋色 | Main | 暴れん坊な小菊 »