カモの世話になっています


アイガモは4つの田圃に囲いがしてあり、日替わりで60羽を田圃に放している。1町2反の面積を管理するには少ない羽数だが、回すことでなんとかぎりぎり管理ができる。
その他の田圃も除草剤は使わずに機械か人力で除草する。
カモの仕事が一番見事だ。
100%は望んでないが、ほぼ綺麗になってしまう。ついでに虫も食べるので一石二鳥だ。でもカモの田はヤゴもオタマジャクシもいなくなる
近い所は歩いて送迎。離れた所にある田圃は軽トラで送迎。
朝連れて行って、夕方迎えに行く。
まるで保育園の送迎みたいだ。
田圃に行くのは、出穂するまで。穂に届くまで育ったカモが穂を食べてしまうから
その頃には稲も茂り、田圃の草も綺麗になっている。
役目が終わったカモは小屋で餌を貰って余生を過ごす。
幸いな事にテーマパークに引き取られたり、仲間のカラーのハウスで草取り仕事をするなど、大半が生きて次の場所に引き取られていく
ありがたいことだ。
数羽は食用になる。私達の胃袋に入らないこともあるが、感謝していただく。
さんざん働いて貰って、最後は食べる
複雑な気持ちだったが、カモ鍋は美味い
そんな話をすると
「可哀想」という人もいる
まあ確かに。でも私達は日頃、牛や豚まで食べている
胸がいっぱいになったのは
ススムのカモを屠る姿だ
毎日世話をして、世話になったカモを自分で屠る
随分と上手に肉にできるようになった
でも気持ちが慣れることはないという
初めてカモを屠ったとき
ススムがぽつりと言った言葉は、今でもその後ろ姿とともに心に焼きついている。
「俺、やっと本当の百姓になれた気がする」
思い出すだけで涙が出てくる。
それでも大半が生きて我が家から旅立って行くのはありがたい。行った先でのんびり暮らして貰いたい。
私といえば、一生本物の百姓にはなれそうもない。
そんな訳で、夫を尊敬できるというのは、幸せな事なんだろうな(笑)
カモを放した田圃の隣で、人が黙々とヒエ退治。
モップの柄でヒエを土の中に押し込んでいく。腰を曲げないので楽です
田圃の畦に咲くヒルガオの花
byケイコ
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Comments
こちらからは初めてコメントさせていただきます。
カモの話。読んでいてつつ~~~っと涙がこぼれました。素直な文章に引き込まれ情景が浮かびました。
素敵なブログをありがとうございますo(*^▽^*)o
Posted by: acton1127(マメ) | June 13, 2012 02:22 PM
>acton1127(マメ)さん
ありがとうございます。
ひとりで生きていないってことですよねえ。
人同士だけじゃなくて、ありとあらゆるものが繋がって生かされているんですね
Posted by: ケイコ | June 13, 2012 03:19 PM
ケイコさん、こんばんは!
生きている事は、たくさんの命を貰っている事なんですね。
最近、スーパーの肉売り場に行くとそう思います。(それでも食べてる・・・)
自分の手でススムさんがというところで、グッときました。
私にできるだろうか・・・
野菜を自分で作るようになってから、無駄にできなくなりましたよ。
Posted by: MONA | June 16, 2012 12:25 AM
>MONAさん
農業って現場にいるってことなのかなあ
命のやり取りがダイレクトな感じです
しんどい時も多いけれど
考えさせてもらって、感じさせてもらって
謙虚に生きないとなあと思わせていただいてます。
生かされてるんですよね。生かし合っているというのかなあ
いつもありがとうございます
Posted by: ケイコ | June 16, 2012 08:50 PM