師走
とうとう12月になりました
……
言葉に詰まる1年でありました
書こうとしても書けない。
言葉にならない
……
昨日は一日ペンキ塗りをして過ごし、
一仕事終えて、新しいデッキの上でひとり珈琲を飲みました
ペンキ塗り立て
静かに暮れていこうとする陽に
落葉がハラハラカサコソと音を立てて舞い落ち
今年起こったことをしばし忘れさせてくれるような静かな幸福感に満たされました
この静かな景色も奇跡のような贈り物だと実感した1年でした
ここにこうして平凡だが日常を営めることの感謝を想います
これほどのことが起きなければ気づけないのだろうか
これほどのことが起きても気づかないのだろうか
生き方を問われた一年でした
終わりにはできない、終わりにはしてはいけない
忘れてはいけない
胸に刻まれた
一年でした
言葉に表せないようなものが
心に沈澱しています
それでも小さな安らぎを与えられていることに
深く感謝します
byケイコ
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Comments
生活を根こそぎ奪われてしまった人たちは、これからどう生きるのだろうと思います。
すべてが一瞬に変わることが有り得るのに・・・なぜ忘れていたのだろう。
Posted by: MONA | December 11, 2011 12:01 AM
>MONAさん
私の日常は何も変わらなかったように
流れているようにも見えます
でも何かが違う
もうそれはぬぐい去れないものなんだと思います
当事者の気持ちはどんなに想像してもわからない
生活も故郷もなくなる
そのままみたいなのに手の届くところにあるようで、届かない
忘れてはいけないこと
Posted by: ケイコ | December 12, 2011 07:19 PM