暴れサルビアと母の老い
この面白い形の花を咲かせるセージは我が家の花壇で暴れまくっています
ローズリーフセージ又はサルビアインボルクラータ
元気ににょきにょき腕を伸ばし、踊りまくってます。まるい頭で。
ススムは只今、ライトをつけて、デッキの基礎を作っています。
ウッドデッキの完成が待ち遠しい
母が歳をとりました。
昨日、友人と会い、渋谷で映画を見た後、実家に行きました
母は確実に老いている
当たり前のことだけれど
認めたくないものですよね
親というものはいつだって元気でうるさくて
やさしい
そんなふうに思いこんでしまっている
郵便局に行くという母と並んでゆっくり歩く
こんなにゆっくりなんだ
意識しないと、すぐに離れて先に行ってしまう私
母と別れて駅に向かう私の背中を見送ってくれる母
振り返るとまだ手を振っています
なんだか、涙が出て来てしまいました
母はひとりでご飯を食べて、ひとりで朝を迎えて、ひとりでテレビを見たりしてる
私を弟を慈しんで育ててくれた人は、今静かに老いている
急にそのことが、実感を伴って私をぎゅっと掴んだ気がしました
その私だって、人生の折り返し地点をとっくに過ぎているのだからなあ
と今日はしみじみと思ったのでした
byケイコ
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Comments
秋空の下、
娘と並んで歩むことが出来て
お母さん幸せな時を
ゆっくり楽しんだんですね。
特に話をしなくても、
娘と一緒にいられた。
それだけで十分嬉しかったと思います。
手を振って見送ってくれた
お母さんの姿が目に浮かび
何故か、僕も涙が出てきました。
Posted by: どらちゃん | October 25, 2011 09:21 AM
>どらちゃんさん
ありがとうございます
いつもそっけない息子にしょんぼりしていたのですが、私が母にそそけない感じだったのかなあと、反省しきりです
歩き方だけでなく、あちらこちらに母の老いが目立つようになり、急に淋しくなりました
なのに!まだまだ甘えている私です
母のご飯は美味しのです
Posted by: ケイコ | October 25, 2011 10:59 AM