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June 30, 2011

捕獲10日目

6月20日に捕獲して今日で10日目だ。

花粉も運び込んでいるし、天井についているし、今度は正常な群れかもしれない。

今日は巣門のあたりで中に向かって風を送りこんでいた。

きっと暑かったのだろう。

ここ何日かは、たくさんのアリが巣門のあたりをうろついて、蜂もうるさそうだ。

中に入ろうとすると、羽でありを飛ばしている。

これってやはりストレスになるのだろうか?

蜂飼いと蜂は、いわば大家と店子の関係かもしれない。

大家は店子が住みやすいように、環境を整える。

その場所が気に入れば、長くとどまり、ご褒美に蜂蜜を大家に分けてくれる。

気に入らなければ、出て行ってしまう。

かなりアバウトで自由な関係。

なかなかイイジャン。

そんな訳で今日はアリが近寄らないように、巣箱の下に水を張ってしまいました。

明日からは、アリからは解放されます。

逃去しないでくださいね。

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by susumu

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June 26, 2011

始まりの場所

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お久し振りです。久々のブログ更新です。毎日更新が目標でしたが、ついつい間隔が開き始めてしまった松崎農園の風の便りです

昨夜はすぐ下の田圃に蛍を観に行きました

気持ち良い夜風に吹かれながら、ぶらぶら歩いて行くと、

いたいた

ふわーりふわーり小さな明かりが点滅しています。草むらでも光っています

すぐそばにホタルブクロが咲いていたので、一枝手折り、蛍を花の中に入れてみました。

小さな花のランプ。暗闇の中でぽーっと灯り、幻想的。

妖精たちが集まって来そう。

一度でいいから試してみたかった、蛍のランプ

念願叶った夜でした。

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そして、遂に夏の蓋が開きました。

24日に夏のお芝居の会の顔合わせがありました

今年は21回目ということで、皆に秘密で準備を進めて来たことがありました。初演の雰囲気を今のメンバーに味わって貰おうと、欅の木の下でのミニミニ公演です。

今は劇団Φカンパニーの主宰者である大畑ゆかりさんと、二人だけで始めた星空劇場の出発点の場所で、また二人だけで、当時のように進にだけ手伝って貰って、そのときのおはなしの続きを披露しました。

息子が小学一年生になった時に始めたお芝居の会。子供たちに身近な所で演劇をということで始めました。

息子に見せたかったのが一番の気持ちだったと思います。それから毎夏、皆で暑い夏を熱く過ごしてきました。

27歳になった息子は、今ではこの会には興味がないようで、「おれには関係ない」などと、超淋しいことを言ってくれます。

それでも、私も息子も、この会とともに年を数えて来たことは紛れもないことで、夏の思い出は芝居色です。

芝居に熱中する親の目を逃がれて、のびのび過ごした夏だったことでしょう(笑)

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欅の下の小さな劇場

今の星空劇場はもっと広い所でやっています

始まりの一歩はとてもとても小さかったけれど、21年の時を経て、たくさんの きらきらした瞳が、見守る中、新しいはじまりの一歩を踏み出すことができました。

分かち合えた事に感謝します

byケイコ

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June 20, 2011

ミツバチな1日

昨日は買い物に行って遅くなり、昼食中にお客さんが着たりで、夕方5時半過ぎにようやく田んぼの草刈に出ました。

21日からブルームネットの研修旅行の予定があり、妻に鴨の世話を任せるため田んぼの草刈を終えて、家に帰る坂の途中でやけに虫が飛び交っているのに気が付きました。

ほどなくそれが蜂だと分かり、もしや話に聞いていた分峰群ではないかと思い辺りを見回すと、なんとプラムの木に蜂の群れがぶら下がっているではありませんか。

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おおおおお~(言葉にならない驚きと喜び)。

妻に知らせて写真を数枚撮って、早速網でとりこみ、用意してあった巣箱に網ごと投入しました。

Img_3425 投入直後の様子です。

逃去してしまわないか心配でした。

網ごと入れたので気がかりです。

外の蜂が全部入ったのを確認して、夜10時ごろ網を出しました。

 翌日つまり今朝昨日の蜂が気がかりで、様子を見に行くと無事夜を明かしたようではこに留まっていました。

昨日捕獲した場所にまだ蜂が残っていたのでその様子を見に行くと、また違う枝に蜂球が付いているのにびっくり。

それを取り込むために3キロほど離れた所から待ち箱を持ってきて、また投入。

まだ8時前です。

もう、うほうほですよ。

朝ご飯を食べ終え、先ほど捕まえた群れを見に行くと、中に収まっている様子で10匹ほどの蜂が巣門に前にいました。

そして捕獲した場所に様子を見に行くと、またまた蜂球ができていました。

私はすっかり3群目ゲット、「今日はなんていう日だ」もう有頂天です。

作りかけの蜂箱を完成させてまた網で捕獲して投入。

ちょうど12時頃でした。

そして午後1時過ぎにまた例の木を見に行くと、また蜂球が。

ちょっとまてよ(急に嫌な予感).

先ほど捕獲し投入した箱の内部を確認すると全然いませんでした。

つまり、捕まえたのが逃げてまた同じ木に蜂球を作っていたのでした。

今度は同じ失敗はすまいと思い、プラムの下に蜂箱を用意し、小さなバケツにはたき落として、すぐザサッと箱に流し込み、30分ほど巣門を塞ぎ様子を見ました。

箱の周りを飛び回っていた蜂も少しおとなしくなり、巣門近くに集まりだしたので、再び巣門を開けてやりました。(うまくいきそう)

午後7時ごろにはすべての蜂が中に入りました。

結局昨日から今日にかけて2群捕獲しました。

まさかこの時期に分蜂に出会うとは、もう諦めていましたから。

偶然の賜ですね。

今日は1日ミツバチが飛び交う松崎農園でした。

Photo こんなところにもPhoto_2

by susumu

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June 19, 2011

捕獲後1ヶ月

5月14日に捕獲した日本ミツバチ、ほぼ1カ月ほど過ぎました。

女王蜂不在の無王群は、蜂の数をどんどん減らし、今日生存していたのは数匹でした。

ネットで調べた通りです。(働き蜂の寿命は30日から60日)

1週間ほど前から巣門からの出入りは殆どない状態でした。

そした最後に残ったのは10センチほどの蜂の巣です。

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そして今日の夕方事件が起こったのです。

つづく

by susumu

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June 14, 2011

米糠散布

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この紫陽花、名前が分からなくなっちゃったのですが、庭のに影でひっそりといい味出して咲いています。

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こちらは、紫陽花が好きだと言ったら、友人が持ってきてくれました。たぶんアナベル。細かい花が可愛いです

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ブローディアも咲きだしました。

今日は田圃に米糠を播きました

田植え機に除草機をつけ、除草をしながら、米糠を播いていきます。

そこで私の登場。運転手です。

真っ直ぐな所をハンドル握ってればいいだけなので

これが大変な仕事なのです

え???

居眠りがーーー出てしまうーーー

なんとか今日で無事終了しました。

田圃ではトンボの羽化の真っ最中だったみたいで

よろよろと羽化したトンボが一斉に飛び立っていました。

もっとゆっくりしていたかったかもしれません

お邪魔してしまってごめんね。

今日も一日が無事に終わりました

ありがとうございます

byケイコ

    

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June 12, 2011

紫陽花の季節になりました

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キャットミント

夢見る薄紫

お喋りな人間も、言葉が出てこない日もある。

何も感動していないわけでもないし、心が止まってしまったわけでもないけれど

指先が文字を綴らない

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柏葉アジサイ

紫陽花の美しい季節になった

少しづつ色付いていく萼が愛おしく、今年も巡って来た季節を全身で受け止める

湿った空気、雨上がりに輝く緑色、葉っぱの上で転がる水の粒

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村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿(上) http://t.co/pviTgQe (下) http://bit.ly/iSJYkM

byケイコ

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June 07, 2011

捕獲3週目

ミツバチを捕獲して3週目が過ぎました。

無王群のこの群れは、想像通り衰退の一途をたどっています。

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2週目より蜂の数が少なくなっています。

数日前、巣箱から死んだ蜂を抱えて飛び立つ蜂を、何匹か確認しました。

それでも日々蜜集めの飛び立っていきます。

いじらしいです。

この時期の蜜源は我が家の周りでは、ツゲやモチノキです。

たくさんに生き物が蜜を求めて木の周りを飛び回っています。

我が家のミツバチもここで蜜を集めているのでしょうか?

Img_3159 ツゲの花

働き蜂の寿命は30日から60日ほどだと聞いています。

もうボチボチですね。

by susumu

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June 06, 2011

ビカクシダ

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今日札幌に住む息子から、父の日のプレゼントが届きました。

50数年生きてきて初めてのことです。(たぶん)

大感激!!!

渋い!!

ありがとう!

by susumu

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June 05, 2011

ホタルブクロ フラのこと

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ホタルブクロが咲いてます。

おばあさんが植えたものでしょう、草むらの中に埋もれるように咲いていました。そろそろ蛍も見られるかもしれませんね

外に出ると、モワーッと湿った空気が纏わりついて来るうな、薄曇りの空からは、中途半端な陽が射して、なんとなくけだるい日曜日の午前中。

今日はどうしたのか、ラニが散歩に行きたがりません

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梅雨の気だるさがラニにも伝染したのかな。

気温がぐっと上がり、草木もぐっと成長したような、今週はずっと出かけることが多く、庭や畑をかまわなかったら、凄い事になっていました。

さてさて、この気だるさを克服して、畑に行かなくてはなあ

そう、そんなぼやけた時間が過ぎて行きます。

ラニもきっとそんな感じなのでしょう。

木の下で、紫陽花もほんのり色づいて来ました。

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昨日は久しぶりにフラの仲間と踊りました。

箱の中見たいな小さな舞台でした。

みんな笑顔で気持ちよく踊れましたが、フラはやはり外がいいなあとつくづく思いました。

裸足で土の感触をとらえ、腕を空に向かって伸ばす。

風を感じ、世界に呼吸を合わせて行く

そんな風に踊れるようになりたい

それには基礎が大切だと、思うのでした

なまったプよプよな体ではなあ…

ぶれない体づくりは課題です

そんなことをぼやけた時間の中で考えていました

byケイコ

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June 02, 2011

夜に鳴くホトトギス

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気がついたら、もう6月になっていた。

梅雨入りも早かったな。

3月11日以来、

春を待ち望んでいたら、すでに夏の入り口に立っていたというわけだ。

雨が降ったりやんだりの今日も、6月とはいえ肌寒い。

梅雨冷えというやつか。

春の花も、萌える新緑も、青い空も、沈む夕陽も、月の影も

皆変わらず美しいのに、

見ているこちらの心が変わっッてしまったのか、

変わらずふるまっているつもりでも

どこか、そこに影が付きまとう

美しければ美しいほどに悲しくなってしまう。

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先日、夜も更けた頃に、ホトトギスが鳴いていた

この歳になって初めて、夜鳴く声を聞いた。

不思議に思っていたら、ホトトギスは夜に鳴く鳥であることを、twitterで教えてくれる人がいた。

今まで、どうして聞いたことがなかったのだろうと首を傾げる

昼間飛びながら鳴く声を聞いているというのに

ラニと歩けば卯の花も咲いているし

歌にあるような季節になっているのだった。

そうこうしているうちに

またあのじりじりと照りつけ肌を焼く、太陽の陽射しの季節になるのだろうか

不安がっているうちに季節はどんどん巡って行く。

前に進むしかないのだろうが…

漏れてしまった放射能は覆水盆に返らずで、もう取り除くこともできないのだろうが、これほどのことが起きたのに、なお当事者である我が国が、原発廃止にならないというのは、どういうことなのだろうか?

いったい、何が最優先される国であったのか、理解できない。

傾げた首は一向に戻らないのである。

byケイコ

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