支え合う ~怠け者の畑から~
雪柳が咲き始めていました。
お祖父さんのとんでもない時期の刈り込みの手を免れたらしい(笑)
今日は一瞬ですが雪がちらつくほど寒い日になりました。
野菜の苗の植え替えをしようと思いましたが、じっと座っての作業は冷え込みそうなので、軟弱にもさっさと諦めました。
第一グループは暗くなってから(午後6時20分から)の停電が行われることになり、早めの夕飯の食事の支度指令が、ススムから出たのをいいことにPCの前に座っています。
震災後、久しぶりに木更津の町に出ました。大型スーパーには水がなかったです。噂に聞いてはいましたが、ここにも…。
私はクリームチーズ一箱、かつお削り節一袋、息子の荷物に入れる菓子を二袋買い、小説も一冊買ってしまいました。生協や生活クラブの荷も欠品が目立ってきました。
スーパーは節電していましたが、別に支障はなく、今までが明るすぎたんだなという感じです。商品がなるほどすかすかとした棚も目立ち、噂は本当だったのだと実感。
3月11日を境に大きく変わっってしまったんだ
この世界は子孫からの預かりもの
だとしたら、ちゃんとバトンタッチしたい
だから今は
子供たちに謝りたい
不安にさらさせてごめんね
それから、子供たちに
しっかりとした希望ある未来を残すために、
頑張りたい
諦めない後ろ姿を観ていて貰いたい。
草もとらずにほっぽといた豆の畑に、ホトケノザがびっしりとピンクの絨毯を作っています。支柱もまだなので、豆達はホトケノザに蔓を絡めて立ち上がり出しました。
このホトケノザがなかったら、霜の害や寒さに負けていたかもしれない。
手抜きの言い訳にしか聞こえないかもしれないけれど、剥き出しにしてしまった地面より、そこに豊かな世界が広がっているように感じるのです。
見えない所で微生物が働いたり
みんな影響し合ってる
人も支え合って…。
生きて行こうね。
黙して語らない植物達から
日々元気を貰っています。
ここだけの話
本当は植物達はお喋りだよ。
でも時々お喋りを止めてしまうことがある。
木々も黙ってしまう
今はそんな気がする
byケイコ
The comments to this entry are closed.
Comments
停電もなく、ゆったりとしていた東京も、変わり始めました。
ATMも閉鎖され、お店も節電を理由に早々に閉じてしまいます。
水道の水質の事が一挙に雰囲気を変えてしまったようです。
気持ちも俯いてしまいますね。
Posted by: MONA | March 24, 2011 10:32 PM
>MONAさん
私は本当は
怒りん坊なんです
だから一生懸命私の中のあらぶるものを鎮めようと
花の力を借りているんです
Posted by: ケイコ | March 25, 2011 08:37 PM