シマサルスベリの葉
欅の葉がはらはらと舞い落ちる
かさこそと落ち葉が音を立てる
仕事の手を休めて空を見る
土を掘り返していたら、水仙の球根を傷つけてしまった
土の下で、もう根を伸ばし、芽も出ていた。
急速に色付いて行く木々の葉
「秋の陽は釣瓶落とし」とはよく云ったものだ。
お茶をしている間に陽が陰っていく。
慌てて残りの仕事を片付け、
ラニと散歩に出た。
頬にあたる風は北風だ
冷たい。
もう月が輝きだした。
月明かりに照らされて、ラニと歩く。
季節が移り変わっていく。
それを肌で感じられる
なんて幸せな事なんだろう
byケイコ
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