食べ物は身体に、花は心に
庭の山吹がちらほらと咲き始めました。
この一重の山吹が何とも言えず好きです。
満開になると、山吹色が見事に美しいのです。
学生時代、山歩きをしていて、出会った山吹は忘れられません。
ほの暗い山の中でそこだけが明るかった。
松葉杖がとれたので、リハビリを兼ねて、庭のあちこちを歩き回っています。花壇の草も随分と伸びてきたので、思わず草取り。
そういえば、この2カ月農作業をしなかったので、珍しく手が荒れていません。いつもなら何か所もあかぎれが切れてひりひり痛いのに。
久しぶりに触った草や土の感触がひやりとして心地よい。爪に入った土もなんだか嬉しいような。
草を抜くとこんなものが芽生えていました。
レンテンローズの赤ちゃんです
我が家の庭にもレンテンローズが咲いています。
今日はススムが種籾の温湯消毒を始めました。農薬を使わずに、60℃のお湯に10分種籾を浸けて、種子消毒をします。これでばっちりです。
今年も米作りが始まります。
毎年繰り返される農作業ですが、同じのようで、同じな事はありません。
人がかかわれる部分はほんの一部に過ぎないから、植物が本来持っている力、土、水、太陽、すべてがかかわって、食べ物は身体に、花は心に届きます。
byケイコ
The comments to this entry are closed.
Comments