花壇はお引っ越しですか
浮かれ騒いでいる間に、季節は少しずつ移ろい、そこここに秋の気配が漂い始めた。
昨夜は夏仕様では寒いくらいで、夏中開け放していた寝室の窓を閉めて寝た。
階下では客人がラニに顔を叩かれながらも安らかな寝息を立てていた。客人はラニと過ごすことが嬉しくて、わざわざ板の間の居間に眠る。ラニも親友の訪問を喜び、朝方私たちの寝室に上がって来なかった。
穏やかな日が訪れている。
昨夜、地元の芝居のメンバーが集まり、今年の夏の反省会をした。これで代表としての私のお勤めが終わった。
年々増えるお客様にどう対応していくかで、みんなで頭を悩ませた。
始めた当初の『気軽に楽しんでもらいたい』を崩したくないので、チケット制も予約制もとらない。ここ19年間それで何とか対応できていたが、今年は初日パンク状態だった。粗末な観客席で、窮屈な思いで見てくださるお客様のことを考えると何とかしなければと思うが、今の状況ではこれが私たちのできる精いっぱいなことである。資金も場所も足りない
それで私の庭を削る事になった。
ちょっとショックを隠せない私です
宿根草も、球根もこの秋冬で掘り上げとかないといけない。さてどこに植え直そうか。密かな楽しみ、お気に入りの庭ともこれでおさらばか
まあ好きなこと、みんなで過ごす夏のためだから仕方ないな
木陰でジンジャーが咲き出し、強い芳香を放ち始めた
byケイコ
The comments to this entry are closed.
Comments