土砂降りのトラウマ
早いものでもう1月は終わりです。明日にはカレンダーを一枚めくるのです。
夕べ遅く降りだした雨は凄い音をたて、安眠を妨げられました。朝になっても激しく降る雨に小櫃川の水位が気になり、ススムが見に行きましたが、溢れる心配はないもののかなりの水位でごうごうと流れていたようです。
やはり過去に何回か水害に遭っていると、大雨が降るとかなり戦々恐々とします。川が上がった後の処理はたいへんです。ハウスは潰れるは、ごみが流れ込むは、泥が堆積するは、まして採花時期ともなれば、花は駄目になるし、我が家の経済は大打撃を受けます。
自然の為せる技はには抗う事は出来ないけれど、過去起こった水害は、上流にあるダムの管理にも大いに原因があるので、被害に遭ったものは大概これは人災だと思っています。何の考えもなくいきなりドバーッと放流しますからね。
泣くに泣けない、自然災害の前に天を仰いで笑い、その後黙々と働くしかなくても、人災だと思うと多少の怒りが伴うのが人情というものです。
長時間大雨が降ると、苦い思い出とともに恐怖が襲ってくる。
そんなこんなで安眠を妨げられる雨音でした。
私は雨降りの日は決して嫌いじゃない。小さい頃から部屋の中で雨音を聞いていたり、空から落ちてくる雨の糸を眺めているのが好きでした。大好きな本を心おきなく読めるのも嬉しかった。
でも過去の水害はそこにちょっと恐怖の芽を植え付けちゃったのかなあ
昨日は天気が悪くても暖かかったのでカラーの花がよく咲きました。
今は雨足も弱まり、静かに細い糸のような雨が降っています。
暖かい部屋の中にいられることは何と幸せなことでしょう。
byケイコ
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