思い出のスイトピー
青い空が広がっています。
昨日は雨に混じり、雪も舞いました。
今朝はスコーンと晴れた空が気持ちよく寒い朝です。
やっとインフルエンザ休暇も終わりです。私はちょっとぶり返した感があったので、長かったなあ。まあデトックス完了で
もちろん仕事はとっくに再開していましたが、今一つの体調だったので、ふたりとも外出は避けていました。もちろんうつしたら申し訳ないのでね。
こんなに気持ち良く晴れた日に復帰するのはいいかも
昨日の花育。そういえば私は子供の頃、なけなしのお小遣いでよく花を買っていたことを思い出しました。園芸用の種や苗はもちろんのこと、切り花も自分のために買っていたなあ。
特に春先になると、スイトピーやフリージアに青い麦がお気に入りで買って帰って机の上に飾っていました。今はもっと早くからそういった花が出回るみたいですね。
スイトピーと言えば、父が亡くなる直前にとても気に入ってたことを思い出します。
その頃カラーの出荷最盛期でやっと見舞いに行った日に、スイトピーを買って行きました。
父は思いのほか、その春らしい優しい色合いのその花を気に入ってくれて、もっといろいろな色があるんだろ?とその後何回も母にねだってスイトピーを病室に飾っていたと聞きます。それが3月の後半から4月の初めのおはなしで、父は八重桜の咲く頃に帰らぬ人となりました。
母は今でもスイトピーがお花屋さんに並ぶと必ず買ってきて、父の写真の前に飾ります。仏壇のない家なのですが、遺影の前に花が絶えたことはありません。
カラー栽培を始めたころ、正月2日の洋花市に、小さな息子を連れて3人で氷川生花市場に行ったとき。花屋さんに競り落としたばかりのスイトピーを束ごといただいたことがあります。花屋さんが言うにはあまりいい品ではないらしく、よかっらどうぞって。
うわーよかったらなんて!!大喜びでした。50本くらいあったのかな薄いピンクのスイトピー。確かに満開だったかも。だからその時はほんとうにに綺麗でした。
息子はお年玉までもらってにこにこで帰って来ました。あの時も息子はお花を沢山見て、花屋さんたちと石油ストーブの火にあたりながらいろんな話を聞かせてもらっている両親と過ごしたのでした。
氷川生花市場は統合されて今はもうないけれど、花栽培を始めた頃にとてもお世話になり、あたたかい思い出が残っています。ありがとうございました。
花はいいよねえ
byケイコ
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