弔い
小鳥に何があったのか
ある日、ぽとりと落ちて
その短い生涯を終えました
誰にも気付かれずに
小鳥は落ちて死にました
猫もくわえていかなかった
犬にも見向きもされなかった
蔵の脇にひっそりと小鳥の死骸がありました
キャラの木の根元に
ふかふかの落ち葉の布団にくるまれて
小鳥は静かに眠ります
今日は小鳥の弔い日
冷たい雨が降っています
小鳥は調べたらアカハラでした
byケイコ
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Comments
アカハラの弔い
もう飢えることも
雨風を耐えることも
狙われることもなくなり
自由になった魂は
大空へと還って行くんだね
Posted by: MONA | January 23, 2009 01:18 PM
MONAさん
野生の者たちは、生を全うし、死を静かに受け入れてその一生を終わるのでしょうか。目に触れないところで、営まれている生命に、敬意を払わずにはいられません。
自分もこうありたいとおもいますが、なかなかどうして、じたばた人生です。
Posted by: ケイコ | January 23, 2009 02:28 PM