ウェディングソング
幸せな場面で踊れる。なんて幸せなことだろう
白いウェディングドレスにトロピカルなブーケを持った花嫁は想像していたとおり、めちゃめちゃ可愛かった。
ホテルのガーデン挙式だったので参列しなくてもラウンジから見守っていた。
お色直しを終えてキャンドルサービスのあとにフラをプレゼントした。
この日のためにかなりの稽古を重ねてきた。
花嫁の希望でハワイアンウェディングソングに仲間が振りを付けた。
何しろフラに巡り合うきっかけになった師匠の結婚式。気合いを入れて臨んだ。
今までに無く踊りこんだ。
お祝いの気持ちももちろんだが、仲間の気持ちに答えたかった。
当日出られないにもかわらず振り付けをし衣装の手配をし、毎回稽古に来て私たちを励まし、引っ張ってくれた 仲間、やはり当日出られないのに稽古に来て細かくみんなの踊りを見てアドバイスをしてくれた仲間。最年長の私に皆が厳しく丁寧に根気よく教えてくれたから。
いつもみたいに「忘れちゃったあ」なんて言えない。踊り込めば込むほど楽しくなった。
何回も何回も同じ所の繰り返しにバンド隊はいやな顔一つせずに、根気よく演奏を続けてくれる。そうそう、私たちのフラプロジェクトはギターとボーカルもメンバーだから、というかギターのぷーちゃんはプロジェクトの中心で引っ張って行ってくれる人ですので、贅沢にも稽古の段階からずーっと生演奏です。
そうして臨んだ披露宴。「おー!」高砂席で師匠がハンカチで涙をぬぐっているではありませんか!!めったに泣かない師匠が!
私はまた一つ素敵な輪の中にいる幸せを感じました。
私たちは花嫁にフラをプレゼントしたけれど、師匠である花嫁からはこんな素敵な濃密な時間を私たちはプレゼントしてもらったんだなあ。
みんなどうもありがとう
師匠が身につけたブーケふたつ等は、みんなの仲間の花屋の腕きち君が作りました。
二次会でのフラの時、踊りながら仲間と交わした笑顔は最高だった。
風になったような気がした
そして私はやはりキリギリスだった
幸せのお裾わけの花
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