苦行?難行?修行チュウ
私たちの稲作で一番大変だったのは、やはり雑草の問題です。
カラーの田圃もそうですが、草取りの仕事は本当に大変です
昔の人は田圃ではいつくばって朝から晩まで、きっと大変な労働だったと思います。
でも軟弱な私にはそんなことできなくて、最初、無農薬に切り替えたときの田圃は凄いことになりました。草ボウボウ。そんな田圃恥ずかしくて、おじいさんたちはさぞかし心痛めていたと思います。収量も激減でした。
アイガモを使うといいらしい話を聞きましたが、除草が終わった後のことを考えると、なかなかアイガモを導入することに踏み切れないでいました。
やはり、さんざん働いてもらって肉にするのは忍びなかったからです。
でも思いきってアイガモ導入しました。
アイガモを入れた田んぼは本当にきれいになる。よく働いてくれます。
鴨を見たくて小さな子供連れの人が車を止めて見ていたりもします。
「アイガモは草取り終わるとどうするの」とよく質問されます。
「食べるんだよ」というと、「かわいそう」という答えが必ず帰ってきます。
そうです。かわいそうだったから、導入できないでいました。
ススムは生まれたてのヒナからずっと世話をして、毎日田んぼに連れて行き、連れて帰ってきます。保育園の送り迎えみたいに。鴨は集団で行動するのでススムの後をおしりを振り振りついて行く様は本当に愉快で可愛い。
で季節がくると、ススムが絞めて肉にします。
初めて鴨を絞めたときに、ススムがぽつりと言った言葉が今でも忘れられません
「俺、やっと本当の百姓になれた気がする」
大事に育てた鴨の命を自ら絶つときのススムの気持ちを思うといたたまれなくなるときがあります。慣れることはないでしょう。
農業ってすべての命とじかに向き合う仕事だったんだなあ。
私は鴨をさばけません。
ススムを尊敬しちゃいました。なんちゃって keiko
いろいろな命をいただいて、生かされている。感謝です。
今日は嬉しいことがありました。
ブルームネットKEIKO3が久しぶりに集まって盛り上がりました。
いよいよずっこけトリオに復活の兆しが!
お祝いにはりきってお菓子作りましたよ~!
とろとろプリン、アップルパイ、柚子風味エンゼルケーキ。
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